clintel(気候インテリジェンス)から IPCCへの手紙

IPCCへの手紙

October 26, 2021.
Attention: Dr Hoesung Lee, Chair of the IPCC,
c/o WMO, 7bis Ave de la Paix, CP2800, CH-1211 Geneva 2, Switzerland.
Critique of the AR6 WG1 Summary for Policymakers (SPM):
Dear Dr Lee,
グラスゴーでの気候変動サミットの前夜、クリンテルとアイルランド気候科学フォーラムは、IPCC議長のヘソン・リー博士に手紙を送りました。17ページの文書には、最新のIPCCレポートAR6の政策立案者のための要約に対する研究者の批判が含まれています。どちらの組織も、IPCCレポートのSFPは、6つの主要分野における最新の客観的気候科学を誤って伝えていると考えてい ます。

1.人間の影響だけで地球が暖まったことは「否定できない」ことではありません。1850年から1900年にかけて観測された約1°Cの適度な温暖化は、人為的影響と自然の影響のこれまで解決されていない組み合わせの結果です。
2.詳細に分析した新しい「ホッケースティック」チャート(図SPM.1)は、過去2000年間のさまざまな期間のさまざまな指標の集合体であり、介在するよく知られた温度変動を認識していません。たとえば、ローマと中世の温暖期と小氷期から。
3.いわゆる「異常気象」の発生は、多くのカテゴリーで統計的に有意な傾向を特定できないメインレポートと比較して、SPMで誤って伝えられています。
4.雪氷圏の発達は、SPMで誤って伝えられています。特に、過去15年間、北極海の海氷にはほとんど傾向がないことに注意してください。
5.海洋の発展は、SPMでも誤って伝えられています。特に、2100年までのGMSLの緩やかな上昇は、「気候危機」を示すものではありません。
6. CMIP6気候モデルは、AR5のすでに過敏なCMIP5モデルよりもさらに感度 が高く、気候感度が低いという査読済みの科学的証拠を無視してい ます。モデルは、ECSと「炭素収支」について無効な結論を導きます。世界の気温が2100に上昇する可能性は、「気候危機」を示すものではありません。


続いて、各サブエリアに対する批判について説明します。手紙全体を読みたい場合は、以下からダウンロードでき ます。(原文ですが)
https://clintel.org/wp-content/uploads/2021/10/Critique-of-AR6-Clintel-ICSF.pdf