河野太郎大臣グチ「マイナ始めたのは民主党」の的外れ

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公開日:2023/06/26 14:40 更新日:2023/06/26 14:40

河野太郎大臣グチ SNSで《子どもか!》と本性バレバレ

《ポスト岸田なんて誰が言っているのか》《これほど器が小さいとは…》

ネット上で厳しい批判の声にさらされているのが、河野太郎デジタル相(60)。担当するマイナンバーカードの問題が続出し、野党側が激しく追及していることに対し、新潟県新発田市の講演でこんな本音を思わず漏らしてしまったからだ。
「マイナンバー制度は民主党政権がつくった制度。『お前が始めたんだろ』と言い返したくもなる」河野氏は、過去に旧民主党政権下で「マイナンバー(個人番号)制度関連法案」が国会に提出されていた経緯を振り返り、「おまいう(お前が言うな)」と言いたいのだろう。
だが、マイナンバー制度そのものに対する導入の動きはそれ以前からもあり、例えば、麻生内閣は2009年に年金記録問題を受けて「社会保障番号・カード」を導入する方針を打ち上げたものの、総選挙で惨敗し、実現しなかった経緯がある。実際、マイナンバー法案が成立したのは13年の第2次安倍内閣の時だ。
そもそも、旧民主党政権のマイナンバー制度導入の考え方は、社会保障制度や税制、災害対策に限定──だったにもかかわらず、それを「保険証への一元化」や「銀行口座への紐づけ」などと、利用枠をどんどん拡大しているのは他ならぬ、今の自民党政権ではないのか。
《失敗は野党のせい、成功すると自分のおかげ。子どもか!》
《他人の住民票が発給されるミスやマイナ保険証の顔認証が他人でも可能なのは、まさに自民党政権下の問題》
《つまり、俺は悪くないんだよと言いたいのか。政治家なのか、これで?》
SNS上では河野氏の身勝手な発言に呆れ、歯ぎしりするような意見が目立つ。