道、IR周知に300万円の無駄

補正予算案提出へ 誘致判断は秋以降

北海道新聞 06/13 05:00

道は、カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)に関する道民理解を深めるため、関連経費約300万円を盛り込んだ本年度補正予算案を、20日開会予定の第2回定例道議会に提出する。鈴木直道知事が誘致の是非を検討する上で、道民がIRの規模や施設内容を十分知る必要があると考えた。周知には一定の時間がかかるため、誘致に関する知事判断は、早くても第3回定例道議会が開かれる秋以降となりそうだ。
知事は、誘致の前提となる実施方針策定に関する2億円規模のコンサルタント料について、事実上の誘致表明となるとみて、第2回定例道議会への補正予算案計上を見送っていた。
今回の関連経費は、誘致を目指す一部道議らに配慮し、検討する姿勢を示すのが狙いとみられる。具体的な事業としては、IRに関する道民対象のセミナーなどを想定している。
北海道新聞社の3月の世論調査では、IRを「知らない」との回答が62%を占め、規模や施設内容が知られていない現状が浮き彫りになった。知事は5月の記者会見で「道民がIRについて知らない状況で、良いも悪いも判断できない。理解を深めることは重要だ」との認識を示していた。(村田亮)

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この道庁の補正予算案提出は、無駄使い以外の何物でもない。道民にIRをどう説明し了解させようとしているのか。
IRの仕組みについて道民は十分に理解している。しかも、道民の意向は過去の道民アンケートでも反対が過半数で、IR誘致による利権を得ようとするハゲタカ集団が道をたきつけているだけである。
北海道には、外国人観光客誘致を積極的に仕掛けなくとも十分魅力的で、将来性豊かな土地である。楽して利益を得ようとする人種には、ここに来てほしくない。世界は物にあふれ、必要のない製品を買わされるような時代は終わった。これからは一次産業と再生可能エネルギーにより、景気に左右されない循環型社会を建設することである。何より食の自立は最も重要な国の基幹産業である。
時代はAI社会に移り、大部分の職業は雇用先がなくなることを考えると、働くことの意義が見直されていい。そのトップランナーは一次産業である。できるだけ省力化した中でも、AIにはできない労働の場がある。
そもそも、日本は農耕民族であり、地域社会と家族が一体となった人間本来の生活を営んできた。この中で日本独特の伝統と人間性が育まれて来た。それが工業製品の大量生産によって、核家族化と金もうけ、合理主義・個人主義ばかりがはびこり、日本人の勤勉さと和の心が失われ、詐欺といじめ、格差が拡大、貧困に陥ったら抜け出せない夢のない社会となってしまった。こんな社会情勢を精査せず、道は博打の胴元になろうとしている。即刻、IR誘致から撤退してほしい。

鈴木知事が選挙公約時に、原発再稼働とIRとJRについていずれも、当たり障りのない言い方で、逃れてきたこの道の方向を決めるときに、この調査費用の300万は、無駄としか言えない。
これも参議院選挙のための先送りとしか言いようがない。結局鈴木知事も中央政府の回し者に過ぎない。

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