自民党憲法調査会?

「日本が米51番目の州になれば」自民・丸山氏が発言し謝罪

2月17日 20時42分 NHKニュース

自民党の丸山和也参議院議員は参議院の憲法審査会で、「日本がアメリカの51番目の州になれば、集団的自衛権などは全く問題にならない」などと発言し、審査会のあと、「誤解を与える発言で申し訳ない」と謝罪したうえで、必要があれば議事録の削除や修正をしたいという考えを示しました。
17日に開かれた参議院の憲法審査会では、「二院制」の在り方をテーマに、2人の学識経験者を参考人として招いて質疑が行われました。この中で、自民党の丸山和也参議院議員は、「日本がアメリカの51番目の州になれば、集団的自衛権や安全保障条約は、全く問題にならないし、拉致問題もおそらく起こっていない。日本の借金問題も行政監視の効かないような、ずたずたの状態には絶対になっていない。アメリカの51番目の州になることについて憲法上、どんな問題があるのか」と発言しました。
また、丸山氏は、「今、アメリカは黒人が大統領になっている。これは奴隷ですよ、はっきり言って。まさか、建国当初に黒人、奴隷が大統領になるなんて考えもしなかった」とも発言しました。
丸山氏は、審査会のあと、記者会見し、「誤解を与える発言をして申し訳ない」と謝罪したうえで、発言を精査し、必要があれば議事録の削除や修正をしたいという考えを示しました。

My Comment

このブログで指摘したばかりだが、自民党1党独裁がどれだけ日本の政治をゆがめているか,だんだんその実態が明らかになってきた。同時に自民党のいう憲法改正は何の必要性があってやろうとしているのかがはっきりしてきた。
主権者からの憲法の欠陥や改正の必要性を指摘されたわけではなく、自分たちの政治にとって邪魔な憲法だから改正しようという立憲政治のルールを踏みにじる行為である。
先の大阪維新の会の橋下氏もこの丸山氏も民法のテレビ番組で弁護士の肩書を利用して奇抜な意見で知名度を上げた人間である。
自分たちが法律だといわんばかりの曲解論を振り回して存在感をあおる弁護士の風上にも置けない人物である。
国民もその人間の本質をよくよく観察し見抜く訓練をしなければ、国民がこのような人間の食い物にされる。