県立高教頭が盗撮か

8月7日 21時14分
県立高教頭が盗撮か 懲戒免職 神奈川

NHKニュース
神奈川県の県立高校に勤務する51歳の教頭が、駅の構内で小型カメラを使い女性のスカートの中を繰り返し盗撮していたとして、県教育委員会は、教頭を懲戒免職処分にしました。

処分を受けたのは、横浜市にある神奈川県立高校に勤務する松尾一郎(51)教頭です。
県教育委員会によりますと、教頭は、おととし3月ごろから2年余りにわたって、仕事が休みの日などに小田急線の本厚木駅や、横浜駅構内のエスカレーターで、小型カメラを使い女性のスカートの中を繰り返し盗撮していたということです。

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先日、教育事務局長の買春の不祥事があったばかりなのに、再び県立高教頭が盗撮で懲戒免職。

私がブログで再三指摘しているように、教員採用試験に合格して、教職にある者の大部分は、それぞれ使命感を持って職務精励していることは十分承知している。
しかし、そもそも資質にかける者や経験を積んでも教育力の身につかない教員や、そのストレスで休職している教員も多い。
いわゆる不適格教員がなんと多いことか。

文科省も、教員養成の段階でその教育者としての資質を見極め、数年ごとに厳格な資格審査を課すべきである。

その教員採用試験の曖昧さと採用後の危機感のなさが、教員の質的低下をもたらし、義務教育において多くの基礎学力不足の子供たちを生み出している。早くこの状態を改革をしなければならない。

文科省の教育改革は、ほとんど的外れでこの人材不足の時代に、昔なら常識と言われる物事に対する判断能力や予測能力・危険回避能力や他人への思いやりなど、義務教育で学ばなければならない日本人としての基本が教えられていない高校生がいかに多いことか。

これらの人がこれからの社会を構成していくとなると今まで以上にいじめ問題や子供の自殺、親の虐待や引きこもり等々が頻発するようになるだろう。日本人の優秀さが失われていく・・・

これらの改革は、教育者自身が社会の尊敬を受けるような人格者であることが最も大切な条件である。
これなくして、どのような教育改革を行っても成果は上がらない。