北電 電気料金の再値上げ申請へ

7月31日 11時45分 NHKニュースより

泊原子力発電所の運転停止で経営の悪化が続いている北海道電力は、
家庭向けなどの電気料金について17%台の値上げを31日、
政府に申請することになりました。
東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、
電気料金の値上げを再び申請するのは、
全国の電力会社で初めてとなります。

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北電の再値上げは、原発再稼働への布石の一つである。
決して認めてはいけない。
しかも、また値上げの審査委員会を作って検討し、値上げやむなしの結論を出し、
経産省がこれを認めるという筋書きが見え見え。

値上げ反対を北海道民として声を上げていかなければならない時である。 
値上げ絶対阻止。それで北電が潰れるなら潰して、新しい会社にやらせたらいい。
その間の電気代は国から支援させよう。

福島第1事故以降、脱原発依存は前民主党政権の約束であったはずだが、
公約にもない消費税増税で政権を失うと、
今度は自民党が、「原発は重要なベース電源である」とすり替えて、これを無効にした。
国民はこれを容認したわけではない。

そうしておいて、原発再稼働に向けていかにも慎重調査・審議をしているかのような
原子力規制委員会がようやくGOを出した川内原発再稼働も住民の反対が強い。

ならば、今度は臆面もなく20%もの大幅値上げ申請で、
原発再稼働させろの恫喝をかけてきているのだ。

国民は値上げによって生活基盤そのものが失われるから、
自ずと再稼働やむなしとなる。

騙されてはいけない。これは国のやり方なのだ。

100%安全などという神話は崩れ去った。誰にも100%の安全は保証できない。
何万回に一回とか、何百年に一回などという理由は、こと原発に関しては許されないのである。もし起こったら、日本は再生不能に陥る。そうなってからでは遅いのだ。