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2015年SAHマスターズスキー技術選手権大会参加記録
期日:2014/02/14・15
場所:ルスツリゾートスキー場
競技種目:大回り(中急斜面)、小回り(中急斜面)、総合滑降(中急斜面)
組別:男子A組(70歳以上)、B組(65-69)、C組(60-64)、D組(55-59)、E組(45-54)、F組(35ー44)
女子G組(60歳以上)、H組(55-59)、I組(50-54)、J組(45-49)、K組(35-44)
※年齢は2015.04.01 現在
参加人数:A(18人)、B(16人),C(21人),D(23人),E(73人),F(45人)
G(4人)、H(6人)、I(5人)、J(5人)、K(13人)
全229人(過去最高の参加人数)
審査方法:5審3採用
表彰:各組3位までメダル、6位まで賞状授与
大会日程
- 2月14日(土)
11:00~13:30 ビブ配布
13:00~15:30 公開練習(SAJデモ・クリニック)
16:00~17:00 受付
18:00~20:30 開会式 交流会 - 2月15日(日)
7:30~8:15 当日受付
8:00~8:50 コースインスペクション
9:00~ 競技開始
15:00~ 閉会式
大会状況
- 2/14(土)
公開練習ではSAJデモクリニックが行われすべりのアドバイスを受ける。
今年のゲレンデ状況は昨日からの降雪のため、雪は柔らかく問題なく進行し,大回り・小回りともにデモの感触は良かった。ただ、総滑については構成についての注意があった。 - 2/15(土)
大回り
8:00のコースインスペクションでは、比較的晴れて視界も良く、大回りのエリトコースは、昨日以上によく整備され、皆実力を思う存分発揮できそうな感触であった。
しかし、我々A組の大回り種目が始まるころより、風が強く、地吹雪状態となる。
ちょうど自分の出走時にはかなりの横風が吹いたように思う。途中体が浮き上がるほどで、
視界も不良。 ほとんど感で滑るよりなかった。
それでも昨年よりは多少良い評点が出たのでまずまずの出だしである。
総合滑降
10:10からは総合滑降のダイナミックコースへ向かうも、こちらもやはり地吹雪のため進行が遅れがち。
10:30頃よりは降雪・風ともに強くほとんど視界が利かず、11:00まで中断となる。
その後、12:00を過ぎてようやくA組のスタートとなるも、風が強く視界がとぎれとぎれの状態。
自分の滑りはゴール手前最大スピードの場面で、斜面変化が見えずに見事に飛ばされた。幸いコースわきの柔らかい雪山へ背中よりすっぽり埋まったので、大きな怪我がなかったことは奇跡的であった。
小回り
自分としては小回りを得意とし、昨年も比較的良い評点が出ていたので、今年はある程度期待していたものの、総合滑降で飛ばされ風雪も一向に収まる様子もなく続いていたので、視界不良で再び転倒すると大怪我につながりかねない予感がした。
そのため、小回りを棄権することにした。
あくまでマスターズへ出ることは、自分が整備されたバーンで気持ち良く滑って評価してもらうことが目的だから、無理をする必要は全くないので今回は棄権とさせてもらった。
それにしても、ほかの選手は皆こんな視界不良の中でよく滑れるものだと感心する。
ほとんどジャッジもシルエットしか見えないか、ゴールまじかでようやく選手が見えるといった状況である。
しかも、A組(70才以上)は最高齢83歳の方もおられる。通常は5歳刻みであるが、
このクラスは13才もの幅がある訳である。
私にはまだまだスキー技術が未熟であることを痛感した大会であった。
また来年参加できるように体調維持に努めなければと思う。
大会資料
2014年 SAHマスターズスキー技術選手権大会初参加
古希を過ぎて、SAH第10回マスターズスキー技術選手権大会に初参加した。
期日:2014/02/15.16
場所:ルスツリゾートスキー場
競技種目:大回り(中急斜面)、小回り(中急斜面)、総合滑降(中急斜面)
組別:男子A組(70歳以上)、B組(65-69)、C組(60-64)、D組(55-59)、E組(45-54)、F組(35ー44)
女子G組(60歳以上)、H組(55-59)、I組(50-54)、J組(45-49)、K組(35-44)
※年齢は2014.04.01 現在
参加人数:A(16人)、B(16人),C(21人),D(25人),E(72人),F(45人)
G(2人)、H(3人)、I(4人)、J(5人)、K(10人)
審査方法:5審3採用
表彰:各組3位までメダル、6位まで賞状授与
大会日程
2月15日(土)
11:00~13:30 ビブ配布
13:00~15:30 公開練習(SAJデモ・クリニック)
16:00~17:00 受付
18:00~20:30 開会式 交流会
2月16日(日)
7:30~8:15 当日受付
8:00~8:50 コースインスペクション
9:00~ 競技開始
15:00~ 閉会式
大会の様子
交流会の抽選で当たった、SAJデモのサイン入りビブ
小回りの滑り
2013年度北海道スキー連盟(SAH)認定スキー指導員養成講習検定会
2012年にSAJ公認スキーパトロールの資格を取得したので、今年は新得山をベースに活動しているNPOサホロスポーツクラブに所属し、主に平日のSP(スキーパトロール)を担当しながら、スキー指導者としての実際の活動状況を見聞してきた。
生涯スポーツとしてのスキーは、最も自分に適した健康・体力増進の手段であり、夏季のトレーニングや登山も全て冬季のスキーをエンジョイするための準備でもある。
これからの人生を生きがいを持って過ごすためにも、SPと共にスキー指導者の資格も取得したいと考え今回認定指導員に挑戦することにした。
以下、認定指導員資格取得までの記録を残しておきたい。
SAH認定スキー指導員養成講習検定会開催要領
この開催要領は、いわゆる青本と呼ばれるSAJスキー連盟関係の本で確認する以外にない。なぜなら受検者は連盟所属であって、この資格取得には地区連盟の推薦状が必要で、一般受検者が単独で受検することは出来ないのである。
指導者としての資質や技術などが問われるため、単にスキー技術に優れていれば取得できる資格ではないのである。幸い、昨年十勝スキー連盟に指導を受けながらSPを取得した経緯もあり、認定指導員受検に関する障害はなく、NPOサホロスポーツクラブの推薦も受けることが出来今年の受検となった。
以下青本の開催要領の一部を紹介しておく
- 1. 主催 公益法人北海道スキー連盟
- 2. 目的 地域のスキー普及・振興のための指導者の養成を図る
- 3. 受検資格
①地区連に所属し、受検年度のSAJ登録会員であること。
②地区連および登録スキー学校、教育団体、スキークラブ、ボレンテイア団体等から
推薦され、地区連が認めた者。
③受検年度の4月1日現在で、男子45歳以上、女子40歳以上の者。
④上記の年齢以下であっても、語学(英語・中国語・韓国語等)に堪能なもの
(日常会話が出来る資格を有していること。)
⑤外国人であっても、地区連の推薦があれば、特に受検を認める。
ただし、面接試験には通訳を同行すること。
⑥前年度までに級別テスト2級以上の資格を有していること。
⑦地区連主催の養成講習の受講義務はないが、自主的に受講することがのぞましい。 - 4. 会期 2013年2月16日(土)~17日(日)
- 5. 会場 かもい岳スキー場
- 6. 現地本部および連絡先
かもい岳温泉 TEL 0125-42-2717
〒 073-0404 歌志内市歌神95-9 - 7. 日程・受付場所
(1)受付場所 歌志内市公民館 歌志内市本町76
TEL 0125-42-3902
(2)日程
第1日 2月16日
9:00~9:30 受付
9:30~9:45 開会式
午前 Ⅰ 理論養成講習
午前 Ⅱ 理論検定・昼食・休憩・移動
午後 実技養成講習
第2日 2月17日
9:00~ 実技養成講習
午前 実技検定、昼食、休憩
午後 実技検定
16:00 閉会式・解散
16:30~17:00 登録手続き - 8.受検手続
受検者は次年度の青本を参照して下さい。
例年申込願書は12月上旬であるので注意 - 9.養成講習の実施内容
(1) 理論養成講習
①指導者としての必要な知識等の理解を深める。
②実技検定種目について解説する。
(2) 実技養成講習
①10~15名を1班として、1人の講師が指導する。
②検定種目を中心としながら、指導者として必要な技術を指導する。 - 10.理論検定の内容と採点基準
(1) 理論検定内容:出題範囲は「スキー指導と検定」・「スキー教程(技術編)」
「SAH教育本部メモ」及び「理論検定出題範囲」の通り指定する。
(2) テスト時間:60分。テスト開始後40分が経過すると退出出来る。
(3) 採点基準:理論採点は100点満点とし、60%以上をもって合格とする。
(4) 外国人の受検の特例:外国人の理論テストは、面接とする。 - 11.実技検定の内容と採点基準
(1) 実技種目
1.制動技術・制動の回転技術
① プルークボーゲン(中回り 整地/緩~緩中斜面)
② シュテムターン(大回り 整地/中急斜面)
③ パラレルターン(小回り 整地/中急斜面)
2.急斜面における運動表現能力
④ パラレルターン(大回り 急斜面ナチュラルな斜面)
⑤ パラレルターン(小回り 急斜面ナチュラルな斜面)
3.総合斜面・不整地における運動表現能力
⑥ フリースタイル(リズム変化 総合斜面ナチュラルな斜面)
(2)採点基準
① 各種目の合否は、検定員3名中2名以上の合格判定をもって行う。
② 検定員は従前の評価方法65~75ポイントの範囲で判定し、
70ポイント以上を合格とする。
③ 実技検定の合格は、6種目中4種目以上をもって合格とする。
ただし、(1)の1.は2種目以上とする。
- 12.総合判定
総合判定は、理論検定ならびに実技検定の合格をもって総合合格とする。
- 13.結果発表
結果発表は閉会式においておこない、合格証を授与する。
- 14.合格手続き
①公認料 :10,000円
②登録料 : 1,000円
③バッジ代 : 1,500円
④ネームプレート : 1,500円
合計 14,000円
受検体験記
検定申込以降、学科の勉強と実技6種目のトレーニングをNPOのSPの合間を縫って練習してきた。
NPOサホロスポーツクラブの各先生方には、滑りのチエックや注意点を指摘してもらった。実技検定の要領は十分理解出来たと思う。
宿舎は、歌志内の道の駅チロルの湯に予約が取れていたので、鹿追を16日朝6時前に出発して、受付の行われる歌志内市公民館には、8:30には到着した。
9:00より受付手続きをして、会場へ入ると皆ビブを付けて、学科の勉強である。
開会式が9:30から9:45までとスケジュール通りに進む。
10:00から約50分の理論養成講習が行われ、理論検定で問われる内容の説明があって、11:00から理論検定が始まる。
内容的には養成講習に準じた設問なので、あまり難しくは感じなかった。
しかし最後の設問で特色ある指導法について受検者の考えを述べさせる論文テストがあり、
ここに若干の時間を使ったが、時間は十分にあり開始後40分を経過して退出。
ここから実技養成講習が行われるかもい岳スキー場までは各自移動して、13:30までにゲレンデ集合。
午後4時ころまで、実技養成講習が行われた。1日目終了。
明日は9:00までにゲレンデ集合となる。
ここから、宿舎のチロルの湯まではわずか10分ほどで、大部分はかもい岳温泉に宿泊したようである。かもい岳温泉の予約は取れなかったので仕方がない。
それでも、チロルの湯はなかなか温泉がよく、部屋もきれいで食事もよかった。
翌日は雪で約10cmほどの積雪があった。雪は9:00頃にはやみ、青空が見え始め、検定の始る10:00頃には、快晴の中で、風もなくバーンもよく整備された絶好のコンデイションとなった。
シュテム大回りから始まって、パラレル小回り(中急斜面)、フリースタイル(総合斜面)
で午前中11:30には終了。午後は少しスケジュールが早くなって、12:40集合となる。
午後開始前は、雲が出て斜面がみずらい状況だったが、これもなぜか検定が始まる頃には陽がさして来るという、何とも天候に恵まれて残りパラレルターン大回り、パラレルターン小回り、最後はプルークボーゲンで全種目ミスもなく普段の滑りが出来て終了。
閉会式は2:40分からということで、40分ほどあるのでかもい岳西コースを滑ることにした。西コースAは、未圧雪バーンで、もうすでに大分荒れてはいたが、昨日の新雪を堪能して戻る。
閉会式では指導員としての心構えなどの注意があった後、合格発表が行われた。
自分のビブNOは40番で最後尾の番号なので、発表も最後に40番が読み上げられ一安心。最高齢81歳の方も合格された。
閉会式終了後に登録手続きを済ませ、15:30には帰途に就く。途中で温泉に入ってゆっくりして、午後7時には無事帰宅した。
実技講習のパラレルショートターン
実技講習前に3班
2012年度SAJ公認スキーパトロール受検顛末記
2011.10に赤十字救急法救急員の認定を取得したことから、SAJ公認スキーパトロールの受験資格を満たすこととなった。早速、SAJ公認スキーパトロール検定内容を調べると何とか自分のスキー技術で可能であるように感じたので、今シーズンはこの資格取得に打ち込んでみることとした。年齢も60代最後のシーズンになり、今まで、長い間冬のスポーツとしてスキーを続けてきた集大成であり、何か資格を取得し生涯スポーツとしてのスキーにかかわっていたいというのが本音でもあった。
スキーは冬山という自然環境の中で行うスポーツであり、受傷率は0.01%と言われる。これはリフトなどの総輸送人員に対する怪我人の割合であり、1万人に対して1人の怪我人が発生するということである。スキーは決して安全なスポーツではない事を前提にけがや事故を起こさないスキー技術の普及とスキー場内の事故予防対策が益々大切な時代となっている。
これらスキーに関する危険の予知・予防と万が一事故が発生した時の迅速な一次救命処置が果たす役割を担うSAJ公認スキーパトロールは社会的責任もまた大きい。
SAJ公認スキーパトロールの資格取得までの流れ
1.受検資格
① 2011年4月1日現在で満20才以上であること。
② SAJ基礎スキー技能検定1級以上であること。
③ 2012年SAJ登録会員であること。
④ 2008年12月11日以降2011年12月10日までに「赤十字救急法救急員認定証」の交付を受けているか、医師・看護師または救急救命士の資格を有すること。
⑤ 北海道スキー連盟が行うSAJ公認スキーパトロール養成講習(2年間有効)
を修了し、所属地区連会長より推薦された者。
2.受検申込
① 2011年12月10日までに財団法人北海道スキー連盟「SAJ公認スキーパトロール検定会」係へ
② 養成講習Ⅰ、Ⅱ の申込も同時に行う。
詳細は、北海道スキー連盟教育本部 安全対策部 を参照して下さい。
SAJ公認スキーパトロール養成講習会Ⅰ 2012年1月14日~15日(日)
1.会場
美唄国設スキー場
2.本部
ピパの湯 ゆーりん館
3.養成講習Ⅰ時程
14日(土) 受付・開会式 9:00~10:00 美唄国設スキー場
雪上 基礎種目・搬送種目 10:00~15:00 美唄国設スキー場
ロープ操法・三角巾 16:00~21:00 ピパの湯 ゆーりん館
15日(日) 雪上 基礎種目・搬送種目 9:00~14:30 美唄国設スキー場
閉会式 14:45~
開会式で総勢19人の受検者とSAJ担当の紹介と公認スキーパトロール養成講習の概要説明があった。受検者の半数は準指・正指で、何か場違いのところへ来たような不安感。
雪上 基礎種目で、プルークボーゲン・シュテムターン・パラレルターン・片開きプルーク等まずは各自の滑りがチエックされ、現在のスキー技術ではなくアキヤボート搬送のための制動を主体としたスキー操作が必要であることが分かってきた。プルークボーゲンはまだしも、シュテムターンはしばらくやってないし、片開きプルーク操作は初めての制動技術でもあり、すぐには対応が難しい。
更に、アキヤボート搬送は、初めて体験するものであり、浅まわり操作・深まわり操作は何とか見よう見まねで出来たものの、真下切替操作では、人を乗せた状態で急斜面を直線的にボートを下ろすわけで、要領も何も分からず、講師の先生方にはずいぶん心配させてしまったと思う。養成講習Ⅱや本検定までしっかり練習しなければ、合格等おぼつかないことを自覚し、かなり落ち込んでしまった。昼食をはさんで15:00まで、雪上講習が続いたが、要領がつかめないためえらく筋肉疲労を感じる。15:00から16:00までスキー場から、宿舎のゆーりん館へ移動し、すぐに室内講習である。室内講習はロープ操法について、種々の結び方を実習する。ビデオと講師の実演で要領は分かるものの、名称と結び方がなかなか一致しない。これもかなり練習が必要である。三角巾による固定法は、赤十字救急法でマスターしたはずだが、これももう一度復習が必要だ。
そんな訳で、1日目は21:30を過ぎてようやく講習から解放された。部屋は4人相部屋で年齢の近い受検生が一緒になった。我々の部屋は私が最高齢69才、63才の正指、51才の1級、49才の正指であった。早速自己紹介を兼ねて酒盛りが始まった。私以外は皆パトロール種目の経験があって1時過ぎまで宴会は続いた。
翌日は、9:00までにスキー場へ移動し、昨日と同じ雪上講習が行われた。浅まわり、深まわりは、まずまず要領がつかめてきたが、真下切替えは全く要領がつかめない。これは相当練習しなければ合格は難しいと感じる。幸い講師の一人が十勝連盟の所属で、今回十勝から受検する他の一人と帰ってから、特訓するとの話があったので、捲土重来を期して次の養成講習Ⅱまでには合格の目途を付けなければと危機感を感じる。
そんな訳で、まず養成講習Ⅰは、今後の課題と検定の全容が見えてきた貴重な講習であった。
1月16日(月)から2月16日(水) 練習状況
養成講習Ⅱはルスツにおいて行われるが、それまでの練習状況を記録しておく。
スキーパトには体力も必要であるので、この1か月間吹雪・積雪以外17日間は毎朝2時間のwalkingと、11回のスキー練習を行った。時々、学科の勉強とロープ操法・三角巾の練習も並行して行う。
特に課題の真下切替えについては、まず、徹底して真下横滑りと切り替えの練習・片開きプルーク・シュテムターンと繰り返し体に叩き込む。特に真下横滑りでの谷腰を突き出す感覚がつかめてきて切り替えもスムーズになってきた。また、シュテムターンも山足を開き出した時に外向姿勢が出るとスムーズに次の谷足へ荷重出来ることも分かってきた。そんな訳で基礎種目についてはまずまず自信の持てるところまで来た。
アキヤボートは芽室スキー場で一回と新得山スキー場で一回の2回しか練習できなかったが、真下横滑りがスムースに切り替えられるようにになってきたことから、真下切替操作も大丈夫であると思う。
SAJ公認スキーパトロール養成講習会Ⅱ 2012年2月18日(土)~19日(日)
1.会場
ルスツリゾートスキー場
2.本部
ルスツリゾートホテル
3.養成講習Ⅱ時程
18日(土) 受付・開講式 9:00~9:45 ルスツリゾートサウス2F会議室
ロープ操法・三角巾 9:55~11:55 ルスツリゾートサウス2F会議室
雪上 基礎種目・搬送種目 12:55~15:00 スキー場
室内講習 16:00~18:00 パトロール理論・三角巾・ロープ操法
客室移動・夕食 18:00~19:30
室内研修 19:30~21:00 三角巾・ロープ操法
19日(日) 雪上 基礎種目・搬送種目 9:00~14:30 スキー場
閉講式 14:30~
養成講習Ⅱは、本検定を想定して、検定斜面での雪上講習が行われた。そのため、斜度や雪質などについての確認が出来たことでかなり安心感が出てきた。やはり養成講習Ⅰから1カ月の練習による成果であると思う。特に真下切替えの斜度が養成講習Ⅰより少し緩やかになったことによる事が大きい。また、ロープ操法の実検定の方法も判って今までやってきたこととは若干異なっていたことから戸惑ったが、これも実検定に沿っての講習が役立った。
三角巾は、仮患者がなかなか得にくいことから、このような講習会でなければ練習できないので、これも大切な養成講習のひとつである。講習会では赤十字救急法の講習会よりも要点を細かく指導してくれるので、十分に練習しておく必要がある。
2月20日(月)から2月29日(木) 練習状況
養成講習Ⅱ以後、本検定まで約10日間である。この間4回のスキー場での基礎種目の練習と5日間のwalking、ほぼ毎日ロープワークと学科試験の勉強。
本検定の要領が分かっているので余り焦ることもなく、walkingによる体調管理と、スキー場での基礎種目の確認に終始した。ただ、三角巾の仮患者が得られず、こちらの練習は十分ではない。
2012年度全日本スキー連盟公認スキーパトロール検定会 2012年3月2日(金)~4日(日)
1.会場
第1会場 北海道・ルスツリゾートスキー場
2.本部宿舎
ルスツリゾートホテル
3.公認スキーパトロール検定会日程
3月2日(金) 受付 9:00~10:00 ノースフロントロビー
開会式・オリエンテーション 10:00~12:00 コンベンションNO.5
学科オリエンテーション 13:00~16:00 コンベンションNO.5
理論テスト 17:00~18:30 コンベンションNO.5
3月3日(土) 朝の集い・朝食 6:45~8:00 ルスツアリーナ
搬送種目テスト 9:00~12:00 ウエストMtバンビコース
基礎種目テスト 13:30~16:00 ウエストMtバンビコース
3月4日(日) 朝の集い・朝食 6:45~8:00 ルスツアリーナ
救急法テスト・ロープ操法 9:00~11:00 コンベンションNO.18A
閉会式・合格発表・諸手続き 12:00~13:00 コンベンションNO.5
検定前日は、ルスツリゾート近くのペンションに前泊し、余裕を持って朝8:00には、駐車場に入るがもうすでに満杯でスペースがない。ちょうど同じ客室のU氏と会い更にM氏とも会う。M氏が受付がノースフロントに変更になったとの貴重な情報をもらい、そのままノースウイングの駐車場へ車を止め、ノースフロントで受付を済ます。一度養成講習で来ているので、さして迷うこともなく検定会場へ入る。
初日は、開会式の後、理論講習が10:00~16:00まで座学学習で、その後1時間の休憩時間に客室へチエックインして、17:00からの理論テストへ臨む。
理論テストは過去問があることとと座学学習で要点の講習を受けているので、数か所記憶の飛んだところがあったが、十分合格点に達したという手ごたえを感じた。
2日目は、いよいよ雪上種目の検定日である。
朝6:45にルスツアリーナに集合し、体操と連絡・注意を受けてそのまま朝食会場へ向かう。
7:30には食事も終わり、準備を整えて集合場所へ。先に搬送種目があるので、ロープをコイル巻きにして、ストックは不要である。
9:00から浅まわり・深まわり・真下切替えの順にビブNO順にスタートする。しかし、一班のバデイーは3班で、2班のバデイーは4班と概ね決まっていたが、体重差が大きすぎる場合にバデイーの入替えもあって、2班以降は軽い人が優先的にバデイーになって、残りの班はバデイーのスキーを担いで下りるという事を繰り返しているうちに自分の班となった。
浅まわり・深まわりはほぼ問題ないと思う。真下切替えでは、バデイーが女性になったので、比較的軽く余裕を持って出来たと思う。
午後1:30からは、基礎種目の検定である。この頃天候がコロコロ変わる山特有の状況となる。
1種目目はプルークボーゲンこれは問題なく、練習通りに出来た。次の片開きプルークは苦手の一つで急斜面ではなかなか制動が出来にくい。案の定10m直滑降で予想以上にスピードが出たように感じて、最初の右制動でもスピードが落ちない。左制動に切り替えて十分制動出来ず、結局ゴール位置で両足制動する以外に止められなかった。多分減点だろう。次のシュテムターンも練習の成果が十分出せたと思う。4種目目はパラレルターンで、それまで太陽が差す視界良好であったのに、4班に入る頃から雪雲が太陽を覆いはじめ、バーンの凹凸が見にくくなってしまった。出だしの視界はまずまずだったが、斜面中段以降はほとんど勘で滑っていたように思う。そのため、少し大回りになりすぎたかもしれない。最後はフリー滑降でこれは滑りの美しさよりもスピードが要求される。この種目はスタート地点からゴールが僅かに見える程度で、途中の滑りは見えない。他の人がどんな滑りの構成をしているか全く分からない。中断以降に少し凹凸があるのでここで中・小回りを入れるとバランスを崩しやすいと考え、初めの段階で、中まわりをリズムよく4ターン後、大きくコースを変更して大回りでゴールまでの作戦でスタートする。ゴール付近には、滑走の終わった受検者が沢山見ていて皆の注視の中で滑るのは久しぶりに気持ちがよかった。
ここまで、学科・雪上種目共に合格条件の70%以上の出来は達成されていると思う。後は明日の三角巾とロープ操法である。
早めに風呂に入ってから、夕食を取ってゆっくりした後、同室のU氏と三角巾の総復習を23時頃までやって、久しぶりにぐっすりと寝ることが出来た、
3日目は、9:00から三角巾とロープ操法である。
朝6:45にルスツアリーナに集合し体操と連絡を受けた後、朝食。7:30には部屋に戻ってチエックアウトのために荷物の整理をして、早めに検定会場へ。
三角巾は一回に2カ所の処置を2分で行う。これを4種目行う。仮患者と処置者は、あらかじめ決められた組合せで交互に交代して行う。
大きなミスはなかったものの、三角巾の出来はあまり良くはなかった。特に膝の固定では、いつも自分の膝でやっていたのが、勘違いにつながったように思う。結び目がなぜか反対になっていた。
ロープ操法は、全員が同時に同じ種目を40秒でおこなう。
ロープのミスはほとんどなかったと思う。三角巾・ロープ操法共に合格点は達成できたと思う。
10:30頃には全種目が終了し、あとはこれらの採点と総合評価のために12:00から閉会式となる。
閉会式・合格発表・諸手続き
12:00より閉会式に臨む。SAJ役員の挨拶、ルスツリゾート役員の挨拶のあと、番号順に合格者が読み上げられ一人づつ公認証を受領する。自分の番号までに不合格が1名出ていたので、ドキドキしたが24番のコールがあって、ほっとすると共に内心やったという感激がこみ上げてきた。
その後諸手続きの案内や、検定員の評価を聞いた後閉会となった。
そのあと、同じ十勝連盟のM氏や、同室のU氏と握手を交わしたとき、感激のあまりウルウルとなってしまっていた。こんな気持ちは長い間忘れかけていた感動である。何はともあれ、約3カ月にわたる公認スキーパトロール受検の顛末は最高の結果を生んで終了した。
アキヤボート真下切り替え操作
基礎種目「シュテムターン」
基礎種目「パラレルターン」