家庭菜園

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 家庭菜園歳時記 

 '10.08.17

夏野菜の最盛期です。高温多湿は、夏野菜にとって環境が良いのかもしれない。30度の日が続くかと思えば、大雨が続いたり安定した天気ではないが、近年の中では家庭菜園の出来は良い方である。
今年は、ブルーベリ・ブドウ・インゲン・トマト・ナスカボチャなどの収穫が多い。

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ピーマン

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キューリ

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ズッキーニ

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ナス

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トマト

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ブドウ

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ひまわり

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ブドウ

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カボチャ

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ナス

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トマト

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秋大根の芽

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ニンジン

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長ネギ

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ヤーコン


 '10.06.05

今年の春先の低温により、十勝の畑作はおおむね1週間ほどの遅れだという。我が家の菜園もようやく苗や種を植え付けた段階で、芽が出てくれるか、定着するかと心配はつきない。ヤーコン、玉ねぎ、長ネギ、ジャガイモ、カボチャ、エンドウなど植え付けを終わった。ジャガイモの芽が出てきた。

菜園の現状

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ハウス内のトマト

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秋植えニンニク

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なすの苗

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モロッコ(いんげん)の苗作

 '09.10.10

久し振りの家庭菜園ページの更新です。
キューリやインゲン、エンドウなどは9/20にその支柱やネットを撤収した。またモロッコいんげんも9/27に撤収され、もはや菜園は秋大根と赤かぶ、ヤーコンの収穫を待つのみである。
今回は、ヤーコンの収穫の様子を中心にupします。

ヤーコンについて

 ヤーコンについてご存じない方もおられると思うのでWikipediaを引用させてもらいました。
============引用=============
 ヤーコン(yacon)は南米アンデス山脈地方原産のキク科の多年草。学名は Smallanthus sonchifolius ( Poepp. ) H.Rob. ( syn. Polymnia sonchifolia )。アンデス山脈一帯では、伝統的に先住民によって、よく知られたナス科のジャガイモのほか、カタバミ科など様々な科にまたがった芋状の根菜類が栽培化されてきたが、ヤーコンもそういった根菜類のひとつである。
 成長すると草丈は1.5-2mにもなり、ヒマワリに似た黄色い花を咲かせる。根は塊根型の貯蔵根となりサツマイモのように肥大するが、栄養生殖器官としては機能しておらず、これだけ植えても芽(不定芽)は出ない。同じキク科のダリアと同様、塊根を生じる地下茎の芽(鱗片葉の腋芽)とセットになって、これに発芽時の栄養分を供給する働きを持つ。ただし、ダリアと異なり地下茎の芽は塊茎状に発達し、これ単独でも発芽して成長することができる。
 塊根は貯蔵栄養素としてデンプンではなくフラクトオリゴ糖を大量に蓄積しており、生で食べるとかすかにポリフェノールに起因する渋みを感じるものの、甘くしゃきしゃきした、ナシの果実に近い食感を持つ。そのため生食もされるが、炒める、煮るなどの加熱調理もされる。甘みはフラクトオリゴ糖の一部の分解で生じた低分子の糖に起因するため、収穫後1-2ヶ月の保存によって甘みが生じる。また、葉を煎じて一種のハーブティーとしても利用される。
===========引用===============

ヤーコンの写真

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花が咲いた頃のヤーコン。草たけ1m50cmほど。虫もあまり付かず、今年の長雨にもあまり影響を受けず、立派に成長した。この葉はハーブテイーとしても使えるそうだがまだ試したことはない。
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ヤーコンの掘り起こし。茎の中心から半径30cmくらいをスコップでぐるりと掘る。その後茎全体を倒すようにしながら、スコップを深く差しこんで全体を引き抜く。塊根はぽきぽき折れやすいので、掘り起こしは丁寧にしなければ折角の大きな塊根が途中で折れてしまう。

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他の株の掘り起こし

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土付きヤーコン

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洗浄後。今年は大きい

他の作物

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赤かぶと秋大根

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赤トウガラシ

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ミニトマトの大収穫

9/25にヤーコンの花が咲いた。ヤーコンは氷点下の気温にあてると腐ってしまうので、初霜の降りるころまでには掘り起こす。

 '09.07.18

7月に入って、25度を超える日も何度かあったが、第3週に入って再び雨と低温が日替わりでやってくる。そのため丁度収穫時期に入った、ズッキーニやトマト、キューリなど足踏み状態が続いている。連続した日照があれば、食べきれないほどの野菜が実るのだが・・・

ヤーコン

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ヤーコンは、草たけ1mほどにも成長し、多くの根茎を付けるが、今年の草たけはまだ40cmくらい。やはり日照不足と低温の影響か?


ズッキーニ

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ズッキーニの花です。花が咲くと、3-4日で20cmに成長し食べ頃となるのだが、花が咲いているうちに雨が多いと腐ってしまう。それでも何本か小さなものを収穫して本日の食卓に上った。


枝豆とモロッコ

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枝豆はまだ花は咲かない。モロッコはようやく支柱の半分くらいまでつるを伸ばしてきた。もう少しすると花が咲き、さやいんげんが実る。


ブドウとカボチャ

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ブドウは、苗から2年目になるが、今年は少し実をつけている。やはり多雨はブドウにとってあまり好ましくない。本格的に実をつけるのは来年以降であろう。
カボチャは一時期、葉が枯れかけ今年は駄目かと思いきや、ここにきて生育が著しい。花も咲きはじめた。

千なり瓢箪

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今年初めて千なり瓢箪を植えてみた。種が全部で12個はあったはずだが、播種後の5月に高温乾燥と、6月の低温多雨、7月の多雨とあまり条件は良くない。発芽が悪く全部で3本しか発芽していない。まあ今年は1本でも成長して実をつけてくれることを願っている。

 '09.07.04

前回のupからほぼ半月がたち、6月の低温・霧・降雨の影響は6月最終週でようやく解消したかに見えたが、7月に入り低温状態こそ脱したものの曇り空があり、日照は十分とは言えない。菜園の作物も全体に日照不足である。7/4現在の作物の状況を写真で紹介する。


胡瓜

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キュウリハウスの様子。生育が遅く、苗が定着しないのではと心配していたがようやく開花して、小さな実をつけている。あとは日照を待つのみ。


トマト

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トマトはビニールハウスなので、低温障害には若干有利と思うが、やはり生育不足は否めない。ミニトマトのいくつかは色付きが始まり、あと3−4日もすれば食卓に上がるだろう。

じゃがいも

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ジャガイモの花が咲きはじめた。近隣のジャガイモ畑はもう花盛りだが、わが家のじゃがは、ようやく3−4輪咲き始めた状態。他の作物に比べ比較的順調な生育状態ではないだろうか。芋の花もよく観察すると可憐で、「花しのぶ」に似て興味深い。

 モロッコとなす

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モロッコはツルを支柱に巻きつけはじめた。これからの成長は早いはず。あと半月くらいで食べられるようになると思う。
なすは、やはり低温と雨がたたり苗からの成長が止まったように思えたが、ようやく花が咲きはじめた。これからの日照と高温に期待大。

ズッキーニとスナップエンドウ

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ズッキーニも少したくましく大きな葉を茂らせてきた。成長が早く花が咲いてから、実がつくと2-3日でびっくりするほど大きなってしまう。葉が茂って見落としてしまうと40cmほどにもなる。スナップエンドウも花はまだだが、もうしばらくの辛抱である。

ブルーベリとニンジン

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ブルーベリは多くの花をつけていたが、期待どうり大量の実を結んでいる。今年は他の株も結構実の付きが良いので、ジャムが作れるかもしれない。
ニンジンは種からまいて育てたが順調に発芽成長が始まった。

 '09.06.19

相変わらず低温と日照不足・雨が断続的に降って作物が病気にかからないか心配です。こんな天気でも十勝の作物生育状況は平年並みか作物によっては1−2日早いとのこと。家庭菜園をやっている近所の人たちも会えば天候不順を心配している。現時点のいくつかの作物の状況を写真にしました。

トマトハウス

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通常のトマトはまだ花の段階。ミニトマトはいくつか実はなっているもののなかなか色付かない。新聞でコンパニオンプランツの紹介があった。農作物と相性の良いハーブを一緒に植えると病害虫の防除になるという。トマトとバジルはコンパニオンプランツだとのこと。たまたまもらってきたバジルの苗があり、ハウスに5本ほど植えた。通路奥に3本。入口両脇に2本。心なしか小バエの侵入が少ないように思う。

モロッコ

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全体の生育が遅いように思う。まだツルが支柱に巻きついていない。モロッコは、夏の我が家の野菜の中でもズッキーニとともによく食べる。左下にジャガイモが見える。昨年この場所に植えたもので収穫されなかった芋が芽を出した。これを地元では野良イモという。冬季の気温が低ければほとんど野良イモは発芽しないが近年の温暖化で越冬するイモが出てきた。

ジャガイモ

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ジャガイモ。順調に生育しているように思うが、昨年は花が咲いた後、倒伏しその後枯れてしまった。窒素分が多いと茎、葉のみ育ち過ぎて地中の実が肥大しないのだという。昨年は地上部分が枯れた後早めに収穫したが1/3は腐ったような状態になっていた。

さやえんどう

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さやえんどう。まだ生育は遅い

草取り

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6/19に少し気温が上がり20度位になったので、畑や庭の草取りに精を出した。写真はズッキーニの畑と植木の下を草取りした後です。左下に草の山が見える。こんな山が5つほども出来た。これでもまだ、全体の1/5ほどまだまだ当分草取りが続く。中央の色の薄い大きめの木はサジーです。ひどく生命力があって荒地でも地下茎がぐんぐん伸びるので、とんでもない所に新芽が出て驚く。これ以上は増えないように、新芽を見つけたら地下茎まで掘出して根を遮断しなければならない。

 '09.06.09

ここ2週間ほど時々晴れることはあるが、ほとんど霧や雨が多く、気温も15度くらいと不順な天候が続いていて、菜園の作物の成長も若干遅れているように思える。

ネギ

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晴れ間を縫って、長ネギの1回目の土寄せを行った。長ネギの苗の移植は、太めのイボ竹で深さ10cmほどの穴をあけそこへ苗を差し込む方法で移植したが、苗を土手に寝かせる方法よりも作業がしやすく、定植後の列もほぼまっすぐになるので、良い方法だと思う。|

 ヤーコン

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ヤーコンの成長は良い。5/26の写真に比べ葉の数も順調に増えている。

ブルーベリー

blueberry.JPG昨年大粒のブルーベリを沢山実らせた木。今年は一段と大きく成長し、花をたくさんつけている。今年はブルーベリのジャムができるかも?

 '09.05.26

カッコウの初鳴きが5/25に聞かれた。遅霜の心配はなくなったと考えてよい。早速、定植をハウスで待っていた苗を植え付けてやることにした。

ヤーコン

ヤーコンは霜に弱いので定植を遅らせてきた。ヤーコンは草たけが120cm位になるので株間を十分にとって4株植えた。
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モロッコ

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モロッコ(さやいんげん)の支柱を設置した。全20株を植えるというので、写真のように手持ちの棒くいと竹竿、イボ竹などを使って組み立てる。昨年も同じ要領で設置したが、最終的には、ツルが4m近くまで伸びるので、今年は少し長めの竿にした。下に見えるのは越冬して成長した長ネギ。少し穂が出てきた。早く食べなければ・・

かぼちゃ・なす

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キュウリ

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キュウリは、うどんこ病対策としてカミサンが、パオパオ(不織布)で簡易囲いを作った。効果のほど?

長ネギ・玉ねぎ

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長ネギは昨年も作ったので要領は分かっているが、玉ねぎは今年が初めて。周辺農家の作り方はさほど手のかからないようなので作ってみることにした。黒く見えるのは定植後灌水したもの。右列玉ねぎ、左列長ネギ

 '09.05.11

ジャガイモ

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ジャガイモの植え付け。今年は二畝のみにした。ジャガイモは氷点付近で保存しないとすぐに芽が出てしまって保存が利かないので、新芋として食べられる分のみとした。昨年は半分以上冬季間に腐ってしまった。|

アスパラ

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今年の初収穫アスパラ。株は全部で10株ほどだが、毎年結構食卓をにぎわしてくれる。

 '09.05.03

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4/28に季節はずれのあられが降った

DSC00472.JPG畑の様子。

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あられが降った日。訪問したノビタキも寒そう。


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活躍中の耕運機。

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5/2堆肥入れと春耕を行った。

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冬の間北側のヒバの陰に放置してあった原木シイタケにシイタケがついていた。

 '09.04.21

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冬季間に破損したハウスの天幕を張替終了した状況。大部分の野菜苗はJA等で購入するが、ズッキーニやモロッコは種からこのハウスで育てる。サイズは間口1.5間×2間で少し小さめ。もう少し大きいハウスがほしい所だが、苗を育てた後は、トマト畑となる。張替用天幕は、Komeri通販で5.4m×12m、5800円。 このハウスは5.4m×3.7mの天幕なので、3回の張替ができる。

 初めての野菜作りに挑戦  地元文芸誌('08)投稿文転載

 一昨年、終の棲家となる土地を求めて、初めて鹿追の地を見た時、街の家々には、所狭しと並べた美しい花々や、南西には日高山脈があり、北には遠く大雪の山並みを望むロケーションに、主人とここ鹿追にと即決した。「やっぱり山がある風景はいい」と主人。手で四角い額縁を作りながら「絵になるねー」と私。幼少から絵を描く時は必ずバックに山々を入れたものだ。生まれ育ったふるさとの山々の風景なのである。
 一昨年初秋より工事が始まり、主人の勤務休みには釧路から幾度となく鹿追を訪れた。冷たい秋風が吹き始めた十一月末。な・なんと!強い西風にあおられて周りの畑から渦を巻きながら舞う土ぼこりが足元を通り抜け、髪の毛が逆立った。十二月に入り雪が降り出すと猛吹雪。目も鼻も両手で覆い、上半身を風に負けないよう傾けながら必死に足を踏ん張った。とんでもない場所に居を決めたものだ。半端な風じゃない。さぞかし大工さんも大変であろうと思った。風が比較的強い十勝に生まれ育った私でも、こんな強風はめったにお目にかかったことがない。 いや昔から強風はあったけれど今まで町なかに住まいがあったので家々が風よけになっていたのかもしれない。
 この土地で家庭菜園や花作りを楽しめるのだろうか、少々不安になったが、この地に決めたのだから覚悟しなければならないと・・・。 
 三月末に引っ越して五月末ともなると、すっかり雪も融けてカッコウが鳴き、いよいよ待ちに待った野菜作りの一年生の出番がやってきた。タオルで頬被りをし、農作業用のつば広帽子を深々とかぶり、サングラスをし、古い下着再利用の手作り腕抜きをつけた様は、月光仮面か、はたまた鞍馬天狗か(古い!)という異様ないでたちである。
 鏡を見てその姿に自分でも吹き出してしまった。主人はげらげら笑う。良いではないか、年を取ると日焼けも元にもどらぬのである。気にしない気にしない。プランターでパセリやラディッシュより作ったことがない私だが、早速「野菜作りのコツ」なる参考書を片手に、農協から購入したトマト、ナス、キュウリ、ピーマンの苗を植える。
 主人が鍬(さすがに畑が広いのでこの後小型耕運機を購入した)で耕してくれた後、元肥に有機肥料を入れ、遅霜に会いながらも何個か買い足して、時々追肥をしながら土寄せし、整枝や支柱に誘引するなど、参考書を見ながらの挑戦であった。
 「どじょういんげん」「絹さや」「紫蘇」「ズッキー二」「ラディッシュ」「南瓜」「スイカ」「ジャガイモ」「モロッコ」「人参」「ホ
ーレンソウ」「とうもろこし」「赤カブ」「大根」「アスパラ」「アスパラ菜」「キュウリ」「トマト」「ミニトマト」「茄子」「イチゴ」等々の野菜の栽培に挑戦した。地主のOさんからも手作りの苗を何個かいただいた。
 害虫や病気に悩まされ、「参考書通りには行かないわ!」とわめきながらも、種をまき、小さな芽が出、実をつけた時の喜び。「良くぞここまで成長してくれました。」と野菜がいとおしく、「おいしく食べてあげるから大きくなってね」と話しかける。
 初めてのキュウリを口にしたときの美味しさは格別である。苦労して作った者だけに判る喜びである。「頑張ったね」と野菜と自分をほめてあげた。毎日のようにスイカの大きさを観察して「何センチかな?」が「ビー球」となり、「ピンポン球」から「サッカーボール位の大きさになったよ」とうれしそうな主人。まだまだ幼いとげが多くても待ちきれずに収穫した「キュウリ」。かわいいサヤをつけて、一・二日見ないとびっくりするほど大きくなる「いんげん」や「絹さや」。すばらしく肉厚でいかにもみずみずしく美味しそう、でもなかなか色がつかずに待ちきれず青いまま食べてしまった「カラーピーマン」。何もせず放っておいても多くの実をつけてくれる「ミニトマト」。
 大きな葉にびっくりした「ズッキーニ」は、雨が降るたびに腐って大きな実にならないので、思い切り何個か間引きしたらなんとその後は次から次へと実がつき大収穫となった。
 「トマト」も雨を防ぐのにビニールで簡易天井を作ってやったが、雨のたびビニールのくぼみに雨がたまって困ったことや、「ジャガイモ」(インカの目覚め)も、花柄だけ、ある日虫なのか鳥なのか一日で全部食べられていたこと。
 貧乏根性を出して「人参」「大根」「蕪」は間引きの後の芽を、開き過ぎたところへ移植してみたが、結局は成長しないことがわかったこと。また、あぶら菜科の便利菜なる葉に地ノミとやらが大量発生し葉が孔だらけになってしまったこと。
 それから、あまり葉が混んでいたので間引きしようとツルを探りながら切ったのはよいが、未熟とはいえ一番大きな実をつけていた「南瓜」を、ツルごと切ってしまった失敗。
 「大根」の葉にびっしりとついた蛾か蝶の幼虫や、ぽっちやり太い青虫を主人と葉をちぎってはこれでもかと足で踏み潰したこと。「殺虫剤なし」「化学肥料なし」もなかなか大変である。
 しかし、虫食いも変形でも良いではないか。安心しておいしく食べられることが一番である。十月十四日から十五日頃の初霜でトマト、ナス、ピーマンがまだ実を沢山つけていたのに全滅してしまったことは今
でも悔しい。京都や東京に住む姉に何度も野菜を送ったが、「貴女がこんなにも野菜が作れるなんて、おいしくいただいているよ」と電話の向こうで涙ぐんでいるのを聞くと、苦労や失敗もみな吹き飛んでしまう。
 戦中、戦後にかけて食糧難であったころには、下肥えを利用し、農家の畑を少し借りて、小さな食べ盛りの子供達のために、朝から晩まで野菜つくりをしていた母の姿が目に焼きついている。 
 現在では家庭菜園も便利な耕運機や、汚れずに使いやすい肥料があり、母の苦労には到底及ばないが土いじりの好きな母のDNAが私にも備わっているらしい。
 昨年晩秋には、主人がたっぷりの堆肥を耕運機で鋤き込んでくれた。今年はまた何か珍しい野菜に挑戦してみようと、今からわくわくしながら春を待っている。

これは移住当初の家内の文芸誌投稿文である。