東ヌプカウシヌプリ登山

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登山紀行文

 初登山の佐幌岳の経験をもとに、自宅周辺の山への登山を計画した。
さてどこから登ろうかと考えた時、然別湖へ行く途中千畳崩れの向かい側に、いつも登山者の車が多く駐車しているのを目にしていたので,まず、東ヌプカウシヌプリを登ってみることにした。
 10月5日(日) 快晴である。地元の山のよいところは、天候を見てから出発できるところである。自宅からわずか20分ほどで登山口駐車場に到着する。出発が遅れたので、登山口の入山届記載時間は11:40であった。
 登山口からは笹を漕いで、間もなく樹林帯に入ると共に、登山道は岩と木の根の急な登りとなる。佐幌に比べ登山道は決して登りやすいとは言えない。足を滑らせないよう、しっかり足場を確保しながら慎重に上る。出発時間が遅かったせいもあって、途中で、下山して来る先行入山者とすれ違う。
 しかし、30分も上ると、稜線に出る。東ヌプカウシヌプリの頂上へのこの稜線はなだらかで、登山道岩から土の歩きやすい道となる。だらだらと10分も上ると頂上標識が突然現れ頂上となる。
 登り所要時間は40分。頂上は標識のほかは何もなく、腰を下ろす岩もない。頂上から見えるのは、士幌方面のヌプカの里方面の広々とした牧草地と、北側には、白雲山、岩石山、天望山などが見える。残念ながら然別湖は見えない。
 頂上から南の方向へ若干笹を漕いで降りると、ナキウサギの生息するという岩場へ出るがその先は行き止まり。20分ほど休んで下山する。 道に迷うことはまずない。稜線から下りに入ると岩場が続く。登りに手こずったが、下山の際は足場を確認しながら、踏み外さないように注意する必要がある。
 下りの所要時間は20分であった。
 東ヌプカウシヌプリは、登山道の岩場を注意すれば、短時間で登ることができるが、肝心の然別湖は見えないので、景観的にはいま一つの感がした。

東ヌプカウシヌプリ登山情報

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登山口から見上げた東ヌプカウシヌプリの山容
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東・西ヌプカ・白雲山周辺の地図;

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頂上前の稜線から見た岩石山
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稜線から士幌方面
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南方向十勝平野
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頂上から見た白雲山
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頂上からの岩石山
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頂上標識