新型コロナでわかった不都合な真実

日刊ゲンダイヘルスケア
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実態以上?

新型コロナの死亡はどのようにカウントされるのか

公開日:2020年11月12日 更新日:2020年11月12日バックナンバー
ヒューストンの病院で新型コロナウイルス患者を治療する医療従事者(C)ゲッティ=共同
現在も世界中で続けられている新型コロナウイルス感染症に対する対応は、現状に即してないのではないか? そんな声が海外の医療関係者の間で上がっているという。その原因のひとつとされるのが新型コロナ関連死のカウントの仕方だ。実態以上にカウントされているのではないか、というのだ。
米国ミネソタ州の上院議員で医師でもある、スコット・ジェンセン氏は、今年4月に死亡診断書に関する米国疾病対策センター(CDC)の指導に関して異議を唱えているという。CDCの指導では、新型コロナウイルスの感染疑いがあれば、死亡診断書の死因を「新型コロナウイルス感染症」と書くことが望ましいとしているという。このようにして書かれた死亡診断書が潜在的な誤りを生み出したのではないか、というわけだ。しかも医療機関に支払われる報酬により、重症者の実数すらゆがめられている可能性もあるという。例えばメディケア(高齢者向け医療保険制度)受給者が退院した際、診断名のひとつに新型コロナウイルス感染症が含まれるか否かにより、医療機関に支払われる報酬が異なり、1人当たりの報酬は前者であれば約8000ドルも多いという。日本ではどうか? 感染した人の死をすべて新型コロナによる死とカウントする自治体と、新型コロナが直接の死因の時のみカウントする自治体とに分かれていた。しかし、今年6月18日付の厚労省の事務連絡により統一され、「新型コロナウイルス感染症の陽性者であって、入院中や療養中に亡くなった方については厳密な死因を問わず、『死亡者数』として全数を公表する」ことになった。
そのため奇妙なことが起きている。例えば、岡山県で最初の感染死と報じられたケースでは、岡山市が「亡くなった人は別の病気で入院していて死因は別」としているのに、感染死としてカウントされ報じられた。すべての死者の死亡票を精査して最終的な死因を選択してカウントする「人口動態調査」が公表されれば新型コロナによる死者数は変わるかもしれない。「弘邦医院」(東京・葛西)の林雅之院長が言う。
「今年の人口動態調査が発表されれば、新型コロナウイルスの死者は減り、死亡率は低下する可能性があります。これは世界中が同じ状況だと考えられます」

閲覧希望:
1.日本での新型コロナ死亡者数の実態〜ECMOnetデータから読み解く〜/岐阜大学 抗酸化研究部門 特任教授 犬房春彦(医師・医学博士)
https://www.youtube.com/watch?v=XeFAAir93Ro&list=WL&index=39

2.『コロナは存在しない』【お勧め本紹介】「PCRとコロナと刷り込み」(大橋教授・細川医師共著 出版社:ヒカルランド)
https://www.youtube.com/watch?v=UUWov1F9JRs&list=WL&index=46

3.【衝撃作】内海聡「ワクチン不要論 」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
https://www.youtube.com/watch?v=eqbLmP_XmCU&list=WL&index=48

4.PCR検査はコロナ判定に有効か?
https://www.youtube.com/watch?v=TUsGDA0JdS0&list=LL&index=14