偽善の「CO2削減」

まやかしのキャンペーン「地球温暖化問題」

2019.12.4(水)
マーク・モラノ著
人々が生活を変えてCO2排出を減らさなければ地球が滅びると説くアメリカ元副大統領のアル・ゴア氏。だが、当のゴア氏の豪邸が、米国の平均的な家庭の20倍もエネルギーを使うことをご存じだろうか。また、大邸宅を何件も持ち自家用ジェットを乗り回しながら、温暖化の脅威を訴えるハリウッドセレブがいる。その言葉に一体どれだけの説得力があるのか? まさに「偽善」と言うしかない“温暖化脅威派”著名人たちの言行不一致を、ジャーナリスト、マーク・モラノ氏の著書『「地球温暖化」の不都合な真実』(渡辺正訳、日本評論社)から一部抜粋・再編集してお届けしよう。

世界の終わりを説く大富豪

温暖化脅威派は、破局的な状況を避けるため省エネに励もうなどと口にする。その当人が豪勢な暮らしをしているのは、なぜなのだろう?
ハリウッドのセレブには、温暖化ホラー話が好きで、温暖化防止行動をしようと叫ぶ人が多い。国民に向かい、「自分を犠牲にしてでも地球を救おう」と熱弁をふるう。つましく暮らそうと言いながら、徒歩で移動する人はめったにいない。
2007年に元副大統領アル・ゴアは、同志の活動家レオナルド・ディカプリオを伴って、第79回アカデミー賞(オスカー)の授賞式に出た。2人が壇上へ向おうとする直前、スクリーンにはオスカー像とCO2削減のためと称する標語が映る。評論家チャールズ・クラウトハマーがタイム誌に、傑作は「公共交通機関に乗ろう」だったと書いた。「月面着陸の時代から地下鉄など知らず、公共交通機関といえば座席が10以上のリムジンしか思い浮かばないハリウッドの富豪たちの秘密会合に、あの標語はふさわしいのか?」 ゴアやディカプリオが最後に市バスを使ったのは、いつだったのか?
ゴアがオスカー賞を得た2006年の映画『不都合な真実』は、ラストシーンで「あなたは暮らしを変えますか?」と問いかける。実のところゴアは、テネシー州の豪邸が一般家庭の20倍もエネルギーを使うと報じられた際、同じ質問を受けた。2007年3月21日の上院公聴会でジェームズ・インホフ議員が、ゴアの莫大なCO2排出を咎め、「家庭省エネ宣言書」に署名するよう迫ったけれど、ゴアは署名を拒否。当時インホフは環境・公共事業委員会の常任委員だった。
10年後も状況はほとんど変わっていない。2017年6月、ゴアはCNNの取材にこう弁解する。「自家用ジェットは手放しました。サウスウェスト航空を使う旅行のCO2排出は、排出量取引で相殺しています。いま私は、CO2排出ゼロに近い暮らしをしているのです」。

毒性ゼロの二酸化炭素

二酸化炭素CO2は、ほんとうに気温上昇の主因なのか?
大気中の微量ガスCO2は、動物の呼気に含まれ、地球上の全植物が利用する。大気中の濃度が2013年に400ppmを超え、温暖化脅威派を勢いづけた。CO2濃度はどんどん上がり、その悪影響を和らげるという触れこみで、排出量取引やEPA(環境保護庁)規制、国連の気候関係条約などができてきた。    
元副大統領アル・ゴアは400ppmを、「悲劇への一里塚。行動の起爆剤」とみた。ニューヨークタイムズ紙のジャスティン・ギリス記者はCO2を「ヒ素やコブラ毒」にたとえ、CO2濃度の上昇が「地球の運命を左右する」と脅す。ニューヨーカー誌は「CO2を出す装置は、排出ゼロの装置にとり替えよう」と叫び、英国のガーディアン紙は「政治がすぐに動けばCO2の危機は回避できる」と社説に書いた。
だが温暖化パニックをよそに、高名な科学者たち、と-わけ地質のプロは、400ppmのCO2など「ゴミ」とみる。地球の気候や気温は何百もの要因で変わる。CO2はそのひとつにすぎない。名だたる気候学者たちも、CO2濃度がいまの二倍や三倍になったところで、地球の気候や気温にほとんど影響はないとみる。
プリンス-ン大学の名誉教授、200篇以上の学術論文を書いた物理学者ウィリアム・ハパーが、2009年の上院公聴会でこう証言。「認識している人は少ないようですが、地質史のうち現在は『CO2欠乏』状態なんです。地球史上、CO2濃度が280ppmまで下がった時期はほとんどありません。1000ppm以上が平常。ずっと濃い時代もありました」。
ハパーは続ける。「当時の地球は楽園でした。海も問題なく、植物も動物もすくすく育つ。ですから、当時よりだいぶ低い濃度に近づくのが恐ろしいなどというのは、たわけた脅しだとしか言いようがありません」。「CO2濃度の上昇が恐ろしい状況を生む?妄想のお手本ですね。CO2の排出を減らすのがいいというのは、途方もない誇大宣伝の類だといえます」。
「温室効果の90%以上は、水蒸気と雲の働きです。CO2は端役にすぎない。気温が上昇中に見え、かたやCO2は増えている。するとCO2の温室効果が温暖化を進めている?そうじゃありません。昨今の気温上昇は、小氷期が終わった1800年代中期に始まりました。私たちが大気にまだCO2を出さなかったころです。最後の氷河期が終わった一万年前から現在までに、同程度の気温上昇も、さらに激しい気温上昇も起きています。化石資源の燃焼に関係ない時代ですよ。だから近ごろの気温上昇も、大部分が自然変動とみてよろしい」。
CO2濃度がいまの五倍だったころ、気温はいまと同レベル……と突き止めた学術論文はいくつもある。2013年の論文によると、いま400ppmのCO2濃度は、人間活動と関係ない12,750年前に、425ppmもあった。けれど脅威派は、自分たちが呼気に出すCO2を「毒物」とみる。大物俳優レオナルド・ディカプリオのビデオに登場する活動家のトム・ハートマンがこう叫ぶ。「CO2という毒物には、トンあたりいくらの値札をつけよう。」 
先ほどのハパー教授と、1972年に最後の月面歩行者となった地質学者ハリソン・シュミット博士が、2013年5月8日のウォールストリートジャーナル紙上で言った。「生命に必須の天然気体を悪魔とみる単細胞の活動家や、政府のエネルギー政策を仕切る人々のせいで、CO2を危ない汚染物質』とみなす国民が多い。とんでもない話だ」。
MITの気候学者リチャード・リンゼンが2017年の雑誌記事で、「CO2は危険」説を笑い飛ばす。「CO2に毒性はない。それどころか生命に必須の物質だし、潜水艦や宇宙船内の許容濃度は5000ppmとたいへん高い。ちなみに大気中の濃度は約400ppmだが、人のいる室内ならたちまち1000ppmを超す」。

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炭水化物の多くは分子式が CmH2nOn で表され、Cm(H2O)n と表すと炭素に水が結合した物質のように見えるため炭水化物と呼ばれ、かつては含水炭素とも呼ばれた。 後に定義は拡大し、炭水化物は糖およびその誘導体や縮合体の総称となり、分子式 CmH2nOn で表されない炭水化物もある。そのような例としてデオキシリボース C5H10O4 、ポリアルコール、ケトン、酸などが挙げられる。また、分子式が CmH2nOn ではあっても、ホルムアルデヒド (CH2O, m = n = 1) は炭水化物とは呼ばれない。今日では総称として糖質ないしは糖とよばれる場面の方が多くなっている。
生物に必要不可欠な物質であり、骨格形成、貯蔵、代謝等に広く用いられる。栄養学的あるいはエネルギー代謝以外の糖質の事項については(例えば、化学的、分子生物学的性質)記事 糖に詳しい。
炭水化物は主に植物の光合成でつくられる。
植物が光合成によりCO2から炭水化物の固定化と酸素を放出し、炭水化物によって動物はその生命を維持している。植物以外にCO2を放出しない生物はいない。人間も動物も多くのCO2を排出している。一方、植物はCO2なしでは、光合成が行えない。
そのCO2を温暖化の張本人として、目の敵のようにふるまうIPCCは生物化学者の知見を聞いてみるがいい。
グレタトーンベリが若い環境活動家として、発言の内容がこれらの科学者を罵倒し、温暖化を放置していると叫び、またこれを利用するゴアを筆頭とする偽善環境保護者を勢いづける。
わずかに、グレタさん、「大学で経済勉強してから」説明をとムニューシン長官が苦言を呈したが、これに反応する偽善者がまたまた批判し、グレタも反省の色はない。グレタさんの考えは狭い情報からの考えかもしれないが、科学的知見はやはり高校生だ。しっかり生物化学を理解してから活動することだ。
地球温暖化の真の要因がCO2ではないことを、大部分の科学者は知っているからこそ、温暖化対策に腰を上げないのだ。この問題で報酬を得ている人間だけが危機をあおっている。このまま、偽善団体の環境問題対策に付き合っていては、真理の探究という科学そのものが無意味なものとなる。単なるデータを都合よく並べ替えて、地球の気候変動まで結論付けることがあってはならない。人類が地球や宇宙の環境を変えられるなどと考える政府や自治体こそ人間のエゴのかたまりである。地球物理学者や地学、生物学、理学、工学あらゆる科学者こそがこの不都合な真実を論破できる。

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