保育園落ちたブログの波紋

待機児童解消へ対策

3月8日 16時09分 NHKニュース

子どもが保育園に入れなかった不満を匿名で書き込んだブログをきっかけに、待機児童問題を巡る議論が活発になっていることを受けて、自民・公明両党の幹部は、待機児童の解消に向けて、引き続き対策を進めていく考えを強調しました。
子どもを保育園に預けられなかったという人が「保育園落ちた日本死ね」「一億総活躍社会じゃねーのかよ」などと匿名で不満を書き込んだブログを野党側が国会で取り上げるなど、待機児童問題を巡る議論が活発になっています。
これについて、自民党の谷垣幹事長は記者会見で、「ネット上の匿名のものは扱い方が難しい」とする一方で、「待機児童の問題にしっかりした対策が必要だというのは当然だ。いろいろな問題に対し一つ一つ手を打っていく必要がある」と述べました。
また、公明党の山口代表も「いろいろな人のブログに逐一反応するのはいかがかと思うが、感情的な反応や懸念などには、冷静に真摯(しんし)に受け止めて対応していく必要がある」と述べました。そのうえで、山口氏は「われわれの政権は、待機児童解消の手だてを本格的に取っている。短期間で結果が出ない場合もあるが、以前と比べれば着実に受け皿は増えており、今後も精力的に推し進めていく」と述べ、理解を求めました。

My Comment

ブログ、ツイッターでの意見が大部分の意見であるかのような風潮は関心できるものではない。
だからこそ、高市総務大臣が民放や新聞各社の偏った報道を規制するということもありうるなどと独裁国家のような発言をする。
このようなブログに対する与党の反応もまた見苦しい。
国会議員は国民の代表であると言いながら、社会の現状や不合理にまったく気づいていない。国会議員たるもの社会の現状をつぶさに把握して、必要な施策を先取りするぐらいの意識がなければ、国会議員の資格はない。
また、この問題は相当以前から指摘されているにもかかわらずいまだに解決しない。原発廃炉にせよ拉致家族問題・北方領土問題・沖縄基地問題何一つ解決していない。

日常の事件を見ていると、殺人、不登校、虐待、犯罪、詐欺、覚醒剤、尊属殺人、貧困問題等々日本の古き良き伝統も慣習もすべて悪い方へ進んでいるように思えてならない。
政治に大切なのは賞味期限である。賞味期限切れになるような問題解決は政治家の怠慢以外の何物でもない。
社会の変化は激しい。今政治に求められるものは先手先手のスピード感である。