CO2温暖化説はいずれ否定される

「南極の氷 実は増えていた」

11月5日 9時27分 NHKニュース

温暖化の影響でとけて減少してきたとされている南極の氷について、NASA=アメリカ航空宇宙局は、実際には増えていたとする研究結果を公表し、今後議論を呼びそうです。
南極の氷を巡っては世界各国の科学者で作る国連のIPCCが、おととし、温暖化の影響でとけて失われ、海面が上昇していると発表していました。
しかし、NASAが衛星を使って南極を観測して分析したところ、1992年以降、西部では氷が減少していたものの、東部などでは増加していて、南極全体では氷は増えていたということです。また、増加の要因は、1万年前から降雪が増え続け、それが圧縮されて氷となったとしています。
こうした結果から、NASAは、海面の上昇は南極の氷がとけたためではなく、別の場所で想定以上に氷がとけていたなど別の要因があったと指摘しています。ただ、南極の氷の増加のペースは、1992年から2001年にかけては毎年1120億トンだったものの、2003年から2008年にかけては毎年820億トンに落ちているということです。
このためNASAでは、南極の氷は減少に転じる可能性もあると指摘していますが、南極の氷は増えていたという今回の研究結果は、今後科学者などの間で議論を呼びそうです。

My Comment

CO2温暖化説は長い間、IPCCの統計上のデータをもとに議論されていたが、一貫してCO2が原因物質であるからこの排出を制限しなければならないとしてきた。
ネット上では、統計学上データの不整合性や推論の方法に種々の意見がある中、御用学者や気象関係者が一方的に決めつけてきただけである。地球の一時期のデータをとらえて温暖化と結論付けるにはあまりにも非科学的である。
NHKは盛んに「南極の氷が融け海面上昇がある」、「氷河が後退している」というある種の宣伝をやっているが、このNASAの観測結果をどのように感じるか注目である。