CO2温暖化の科学的根拠を示せ

環境相 千葉の石炭火力発電所計画に異議

8月28日 11時22分 NHKニュース

千葉県袖ケ浦市で建設が計画されている石炭火力発電所について、望月環境大臣は温室効果ガスの削減目標の達成に支障を及ぼしかねないとして、経済産業省に「現時点では是認することはできない」とする意見を提出しました。望月大臣が石炭火力発電所の計画に異議を表明するのは、今回で3件目です。
この石炭火力発電所は、出光興産と九州電力、それに東京ガスが出資する事業者が千葉県袖ケ浦市で建設を計画している総出力200万キロワットの発電所で、環境省が環境アセスメント法に基づく審査を進めてきました。
望月環境大臣は閣議のあとの記者会見で、建設計画について、政府の温室効果ガスの削減目標達成に支障を及ぼしかねないとして「現時点では是認することはできない」とする意見を、計画の認可を判断する経済産業省に提出したことを明らかにしました。

My Comment

地球温暖化原因物質がCO2であると限定したのは、科学者でも気象学者でもない。
盛んに議論されていたにもかかわらず、御用学者がCO2原因説を唱えそれがあたかも結論であるかのような、世界的風潮は目に余る。
ネットでは、もはや人間の生産活動によるCO2排出は地球規模の温暖化の原因ではないという考えが大部分である。
地球自体の成り立ちや、地殻変動、火山活動や地震活動さえ予測もできない状態で、CO2が地球を温暖化していると言い切ることができるか今一度頭を整理して考えるべきである。

北海道などはむしろ温暖化によって、得られるメリットの方が大きいのだ。それを一方的に決めるやり方は政治の横暴でしかない。
夏の異常高温や台風ばかりの被害をいうが、北海道は以前と比べて極端な台風被害が増えたということはない。

しかし、一方では限りある石油や天然ガスに頼っていていいというものではないし、かといって原発を際限なく稼働し続けることも大問題である。
環境省がそんな国民の生産活動を何の根拠もない、CO2排出目標が達成できないからと、文句を言う権利は何処にあるのか。
このブログでも再三、望月環境相の認識や哲学のなさを指摘しているが、地球物理学会や気象学会も今一度純粋に科学的に地球温暖化に関する議論を期待する。
地球規模の変動を証明するのに実に多くの時間がかかるのである。
大昔の天動説が地動説とって変わられたのは17世紀でわずか4世紀しか経過していない。
そんな人類が地球のことを完全に把握したとは思えない。ガリレオが地動説を証明しても、ニュートンの万有引力の法則まで1世紀ほどもかかって天動説が地動説へと転換されたのである。

ガリレオの「それでも地球は動いている」の言葉は科学者の信念でもあった。

科学をないがしろにする政治は断じて許されない。後々世界の笑いものにならないためにも・・・