下村文部科学相の政治資金

下村文部科学相などの告発状 市民団体が送付

3月24日 13時57分NHKニュース

下村文部科学大臣を講演に呼んでいる塾の経営者らで作る各地の団体について、「政治団体として届け出ずに会費の名目で寄付を受けるなど政治資金規正法に違反する疑いがある」として、市民団体が24日、下村大臣などの告発状を東京地方検察庁に送りました。
下村大臣は取材に対し「告発状を見ていないのでコメントできない。
ただ、全く法律に触れることはない」と述べました。
告発状を送ったのは、大学教授などで作る市民団体です。
告発状によりますと、下村大臣を講演に呼んでいる塾の経営者らで作る「博友会」という名前がついた東京以外の各地の団体について「実際には下村大臣を組織的に支持する活動をしているのに、法律で定められた政治団体として届け出ずに、会費の名目で寄付を受けるなど政治資金規正法に違反する疑いがある」としています。

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My Comment

日本の教育の中枢にあるものが、政治資金の処理に疑惑をもたれては、もはや公平な教育予算の配分さえ怪しまれる。
折も折、大阪桐蔭で余剰に集めた教材費を別口座にプールして、教員の飲食等に使用されていたことが判明した。
いじめや学力不振、未成年者の殺人等々。一向にその解決策さえ打ち出せない文科省や教育機関が倫理や修身だと生徒を教える資格があるのか。
もっと教育現場と教員の資質をしっかり監査する権威ある第三者機関が必要である。
高等専門学校のJABEE(日本技術者認定機構) http://www.jabee.org/
のような、教育機関の品質保証を徹底する必要がある。
特に教員養成機関では、このJABEEのように教員志望の学生の、学力・人格・倫理など教育者として的確であることが保障された人物にのみ教員免許を与える制度の設置が急がれる。