麻生副総理のレベル

麻生副総理が総理だった頃「未曾有」を「ミゾユウ」と呼んでヒンシュクをかったことを国民は忘れていない。
こんな教養・知識不足の政治屋が日本を動かしているとは・・・
相当に国民はなめられている。

この麻生副総理兼財務大臣は、7日、札幌市で演説した際、社会保障費の増加に関連して、「高齢者が増えるから悪いというようなイメージを作っている人が多いが、子どもを産まないのが問題だ」などと述べました。
これについて、麻生副総理は、閣議のあとの記者会見で、「安心して子どもを産める環境を作ることが大事だと思っている。保育施設の不足など、子どもを産みたくても経済的事情で産めないという方々は放置できないので、事実、予算の編成もそうしている」と述べました。
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これを見てわかるように、国民の生活実態が全く理解できていない。
副総理で財務大臣がこの程度であれば、日本の少子高齢化への対応などできるはずもない。

保育所がないからではない。働いても子供を育てる収入が得られないのが、今の2,30代の子育て世代である。
産む産まないの選択以前の状況が、今若い世代を取り巻いていることがわかっていない。
安定した雇用が約束されることなくして、子供など育てられない。
子供を持ったとしても、幼児虐待などの件数が増え続けている。
安定した雇用と適正な労働対価がなければ、結婚・出産など夢の夢である。そんな苦労のない議員には到底わからないだろう。

産業界にいくら賃上げを要請したって、そんな日本の将来を考えた経営者はほとんどいない。
自分たちだけが勝ち馬であればよいという経団連・官僚の言いなり政策だからだ。彼らに期待することはあきらめた方がよい。景気回復など期待しない方がよい。

デフレはむしろ庶民にとって何の問題もなかった。消費税で物価がどんどん上がり始め、円安でさらに輸入原料が高騰しつつある。

財務大臣は取ることばかり考えず、しっかり実情を見極めろ。

財務官僚の入れ知恵で、民主党野田政権を崩壊させ、その後の消費税で格差を拡大し、社会福祉制度を崩壊させ、そして戦力増強へ向かおうとしている、官僚、政府、財界、金融界の方向を国民はしっかりと見抜いて行動しなければならない。このままでは軍事立国となってしまう。

その行動は選挙しかない。

若い世代は、来年の賃上げなどでごまかされず、しっかり判断してほしいものである。