首相はなぜゴルフを強行

 海江田代表 「首相はなぜゴルフを強行」

8月20日 21時35分 NHKニュース

広島市の大規模な土砂災害について、民主党の海江田代表は、党の災害対策本部の会議で、「亡くなられた方々に、心からのお悔やみを申し上げるとともに、政府は全力を挙げて被災者の救出・救援に力を尽くしてほしい」と述べました。
そのうえで、海江田氏は「午前6時半には広島県から陸上自衛隊に災害派遣の要請が行われており、大変緊迫した深刻な事態だったことは分かっていたはずなのに、安倍総理大臣は、なぜゴルフを強行したのか。安倍総理大臣は、日ごろから『国民の命を守る』と言っており、しっかり、そうした行動を取るべきだ。行動が伴わなければ無意味であり、もっとまじめにやっていただきたい」と述べました。

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コメント

所詮、政治家のいう「国民を守る」という国民受けする耳障りの良い言葉はない。
しかし、このところの安倍首相の言動を見ていると、アベノミクスで潤う人間の支持に変な自信を持っているのではないか?

一時、あれほど議論になった集団的自衛権行使容認も特定秘密保護法も、国会が休会となって、支持率まで回復する国民性は完全に舐められている。

人間の行動や言動を見ていると、そのような驕りのあるときほど、本心が覗くものである。

そして、これといった地方活性化策もなく、秋の国会の概算要求にとってつけたような、地方活性化を言い始め、いかにも地方にも目配りしていますという姿勢。それは少し下がりつつある支持率と沖縄の知事選及び来年の統一地方選挙などへの対策として、地方へも飴玉をしゃぶらせておけという感覚である。

結局、日本人の情緒的優しさや国民性が、逆手に利用されていることに気づくべきだ。

それは公務員・政治家・資本家・経団連のいいなりに国が動かされてることを理解して欲しい。

自然災害だけでなく、児童虐待・殺人・窃盗・万引き等々。世の中すべて政治より、自分だけよければ・自分だけ被害を受けなければという刹那的な感情が日本中埋め尽くされ、昭和の時代には考えられないような犯罪が横行している。

人心荒廃して国の統治はない。