消費税増税絶対反対

 消費税増税に関する3党合意で、明らかになったのは、国民や日本の将来ではなく自分たちの議員バッジにのみ執着する姿である。

 増税公聴会でも大部分の有識者が反対意見を述べているのに、報道も非常に小さな扱いで、マスゴミはすでに増税容認のような扱い。
このようなマスコミの姿勢が政治を悪くしてきた事を国民はもう見抜いている。

 消費増税は一度上げたらもう下げることはない。この格差社会を助長するなにものでもない。孫子に借金を残すなと言う一見聞こえの良い理由付けは、現状の税制を根本的に見直す努力もせず、安易に取りやすいところからとるという政治手法にすぎない。

 やるべき手順は、①国会議員の定員を大幅に下げること。②政党交付金を撤廃すること。③天下り法人を撤廃すること。④特別会計もまな板の上に上げて国民の前に明らかにすること。⑤宗教法人への課税。⑥潤沢に補助金を受けてきた医療・農業関連の控除額や税率を見直すこと。⑦高額所得者の税率を大幅にupすること。⑧正規従業員を雇用する企業への税制優遇策。等々素人目にも財政立て直しの方策はいくらでもある。

 野田首相の本性は、松下政経塾の経団連寄りの思考と、論理性のないごまかしの演説に他ならない。

 国民として出来ることは、今日にも成立する消費税増税法案に賛成した、民主・自民・公明党の議員に投票しないことしかない。こんな悪法を認めたら再び日本はデフレスパイラルに陥って再生不能となる。