政治不信

 楽しみにしていた富良野ー上富良野岳縦走登山があいにくの天候のため中止となったので、今日も12kmのwalkとrun。昨夜の雨はあがっているもののいつ雨が来てもおかしくない雲行きである。

 付近のソバ畑は今が満開。庭の向日葵も次々と咲き、バラもグラジオラスも咲き始めた。

 昨日の五輪サッカーは男女とも見事な試合で準決勝へと進んだ。卓球や競泳も今回は選手間の信頼とまとまりが感じられ、結果がどうあれ人間にとってのスポーツの大切さを思い知らせてくれた。

 人間いくつになっても、常に記録や技術や体力を磨いていくことこそが生きている事の証でもある。

 それに比べ政治は、消費税増税という本性を見せ始めた。これまで日本が経済大国へと駆け上がってきたその成果を、一部の官僚、政治家が食い物にしてきた付けが消費税増税である。我々が現役世代であった頃は、まだ支払うべき年金額も少なく、莫大な厚生年金の積立金があったはずである。一部の官僚の天下り先として多くの保養施設が作られこれらの積立金が食いつぶされ、いざ我々が年金を受け取る段になると、支える世代が少なく、年金が払えないとは・・・
 
 そのための社会保障一体改革に名を借りた増税である。今消費税を増税すれば益々ものは売れなくなり、会社は雇用を減らす。国民の大多数が賃金の安いパートで生活するのがやっととなる。

 そこへ原発再稼働の判断。原発の安全性があの福島以来全て解消され、どのような事態にも対処できるという保証が何処にあるのか・・・

 原発再稼働なしには日本が立ちいかなくなるという論理で再稼働にゴーサインを出しておいて、野田首相が責任を負うという。もう騙されません。政治家の責任など何の意味もない。